ついに明らかになる嶋田がスクールポリスに志願した本当の理由「青のSP」5話
この学校の生徒たちを守る理由が本当にあるのかどうか。それを確かめに来た。
本当は、「この学校を警察が守るべき対象となるのかどうか」を嶋田は確かめてきたのではないだろうか。
学校内の事件を、全て隠蔽し、嘘の報告をし、真実を隠すが故に傷つく生徒たちも出てくる。
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明らかになった本当の理由
それはラストシーン近くで、浅村先生に真実が語られた。浅村先生は密かに気づいていた。
「嶋田さんもしかして…」
「愛していたさん、心から」
それが、島田がスクールポリスに来た本当の理由をすべて物語っていた。それに驚愕した浅村先生。
音楽の小川先生は、嶋田の婚約者だった。しかし学校側は「過労による階段からの転落死」とマスコミに発表した。
普通の婚約者ならそれで騙したかもしれない。しかし相手は警察官だった。だからこそ隠蔽された事実があるとわかってしまった。
証拠として残された、小川先生の壊れた自転車が全てを物語っていた。なぜ自転車が壊れたのか?
それはなくなってもなお、真実を追求したい小川先生の強いメッセージだったのかもしれない。
そして彼女は、自分がもし亡くなっても、学校側はなんだか隠蔽するんではないかと気づいていたのではないだろうか。
それを婚約者である、嶋田がメッセージとして受け止め、スクールポリスとして志願したのではないだろうか。
しかし実際に赴任してみると、問題だらけの学校だった。これでは小川先生の事件を調べるところではなく、まず目の前にあることから手をつけるべきだった。
嶋田の言葉の意味
嶋田は以前、「この学校の生徒を守るべき価値があるのか確かめに来た」と語っていたがその言葉の本意とは?
それは、婚約者の小川が死ぬ直前まで守ろうとしていた生徒がいた。美術教師にセクハラを受けた涌井水月だった。
彼女は自分の命をかけてまで、1人の生徒を守り抜こうとした。その気持ちがこの学校に本当にあるのかどうか確かめに来たのではないだろうか。
小川先生が、命の危機を感じる位に守りたかった生徒。それは学校が「隠蔽」と言うことを行ったことにより、彼女の正義感が動いてしまった。
島田は彼女の正義感が本当に正しかったのかどうか確かめたかったのではないだろうか。
だからこそ涌井美月に本当のことを聞きたいのではないか?
自分の婚約者が、どんな人物かよく知っているからこそ、「岡部」がどんなことを彼女に行い、小川先生はそれを咎めたのか。
自分の彼女が、そこまでして岡部を咎める原因が必ず隠されているはず。しかしそれを学校は公表していない。
だからこそ涌井に話を聞くしかないのではないのだろうか?
赤嶺中学校
しかし実際に赴任してみると、「問題だらけ」の学校であり、その問題を必死に隠そうとする校長の姿があった。
だからこそますます、婚約者の死に関わって、この学校は何かを絶対に隠していると嶋田は確信したのではないだろうか。
今まで明るみになっただけでも、SNSでの誹謗中傷、それにより投稿していた生徒が特定され殺されそうになった。
そして、学校内で薬物が使われ、被害者が出たこと。それすらも学校は大きな問題にしなかった。
そして教師による、生徒へのセクハラ問題。これについても学校は見逃そうとした。しかし嶋田はそれが根源だとする証拠として盗撮した。
それで学校は、言い逃れができなくなり、教師1人が逮捕されると言うことに発展していた。
もし1年前に、同じことが起きていたら、それは隠蔽されて世には出ない事実として永遠に隠されていたのだろう。
そう嶋田は、小川先生の事件を、このセクハラ事件と重ねて見ていたのではないだろうか。
だからこそ「隠蔽体質」が横行しているこの学校を、何が起きても警察が守る必要があるかどうか?
それは嶋田にとっては、全く守る必要のない学校だと判断しざるを得ないことばかりだった。
しかし生徒に関しては、被害にあっても学校に相談することもできず、ただひたすら我慢するしかないと言う事実がだんだんとわかってきた。
それが小川先生の死に結びついた事件だった。この学校に守る価値はないが、生徒を守る価値はある。
嶋田は涌井の事件を通して、そう実感したのではないだろうか。
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