校内暴力から見えてきた組織的犯罪「青のSP」第5話

浅村先生が顧問を務めるバスケットボール部で突如いじめが始まった。それはハーフである中学生のアレンを標的にしたものだった。

 

しかしアレンは、いじめをするグループに対して、逆にかばうような姿勢をしてくる。

 

浅村先生にとっては、どうしていじめられた側がいじめる側をかばうのか、全く理解できなかったが、アレンの気持ちを聞くとなんとなくわかってきた。

 

 

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ハーフのアレン

アレンはアメリカ人の父と日本人の母のハーフ。しかし肌の色が黒く、幼い頃からいじめに遭ってきた。

 

そのため友達もいない。中学になってもどうせ友達はできないだろうと、アレンは寂しい気持ちでいた。

 

しかしアレンは幼なじみの女の子がいた。それは先日から登校し始めた涌井水月だった。

 

同じアパートでずっと育ち、お互いの環境をよく知る2人は、話をしなくてもお互いの気持ちを察することができた

 

 

アレンがバスケットボール部でいじめに遭っている時、涌井はアレンにそっと寄り添うようにそばにいた

 

しかしアレンは、いじめに加担する者たちをかばうように、自分だけが我慢すればいいと涌井に打ち明けた

 

なぜそこまで、アレンだけど我慢をしなければいけないんだろうか?しかし、浅村先生に本心を話したことで、どこか納得することがあった。

 

アレンの本心

アレンは中学校に入り、今まで通りいじめに遭い、友達もできないんだろうと、浮かれる気分もなかった。

 

しかし、明るく声をかけかけてきた男子生徒がいた。今回のいじめの主犯格になっている西田だった

 

西田が寂しそうにしているアレンを見て、バスケットボール部に入らないかと誘ったのだ。

 

やはりハーフであるため、体格が他の中学生と比べ格段に大きいため、対戦相手を威嚇するにもちょうどよかった。

 

そして、手足も長いのでバスケも生だろうと言うことでおそらく、西田もアレンをバスケ部に誘いたかったのだろう。

 

 

そこでやっとアレンも自分の居場所を見つけた。西田がバスケット部に誘ってくれたことで、自分はもういじめにあわなくなった。

 

しかし浅村先生が、今度の大会に向けてメンバーチェンジを行った。それがいじめの引き金となってしまった。

 

スタメンであった西田を外し補欠だったアレンをスタメンに入れたのだった。それに納得がいかない市原たちは、

 

浅村先生が見ていないところで、アレンにボールをぶつけたり、わざとパスを渡さなかったり、陰湿ないじめを繰り返していた。

 

それを柴田先生が知り報告するが、嶋田が言ったことが気にかかっているのか、自分は何をすればいいのか全くわからなくなっていた。

 

学校に来なくなったアレン

西田は塾の帰り、1人になったところを狙い、上着を被せられ目隠しをされた上にボコボコにされた。

 

幸い打撲で済み、重症ではなかったが、しばらく病院に入ることになった。しかしそれがさらに引き金となり、アレンに疑いが向けられた。

 

そしてその証拠として、事件現場の近くにアレンの学生証が落ちていたことがわかった。

 

しかしアレン本人には身に覚えのないことで、学生証はずっと前に落としたきりどこにあるかわからなくなっていた。

 

そして、クラスにもバスケ部にも居場所がなくなったアレンは学校に来なくなってしまった。

 

ただ涌井だけか、彼が落ち込むと必ずいる場所を知っていた。しかし今回はそこにはいなかった。

 

実は日本にいる外国人の「半グレ集団」とアレンは付き合いがあり、そのたまり場にいた。

 

西田襲ったのもそうだった。西田の目撃証言で、「手が黒かった」だからアレンが犯人とされたが、

 

実は半グレ集団の中の1人が、アレンを装って西田を襲っていたのだった。アレンがいじめられている仕返しとして。

 

そして学校にいかなくなったアレンに、仕事を依頼した。ボストンバックにぎゅうぎゅうづめされた高級バック。これをある場所にもっていくことを命じられた。

 

 

アレンも違法なことだと知りながら、それに協力したが、運ぶ途中に市原達とかち合ってしまい、バックがすべて川に流されてしまった。

 

しかし相手は半グレ集団。市原たちを許すわけにはいかなかった。そこで中心的人物の西田がターゲットになった

 

たまり場に監禁され、手足を縛られ暴行受ける西田。しかし、アレンは助けたくても、次の犠牲になるのが自分だとわかっていて助けることができなかった。

 

しかし嶋田の部下である三枝が、半グレ集団のたまり場を2カ所絞り込んで絞り込んでいたおかげで、嶋田は助けに入ることができた。

 

その前に柴田先生もきたが、半グレ集団の一撃で気を失ってしまった。そして駆けつけた三枝。2人で半グレ集団立ち向かった。

 

しかし2人は、半グレ集団よりもはるかに強いと判断されたのか、たまたま倒れたバイクから、オイル漏れし、そこに火を放って彼らは逃げた。

 

しかし、三枝が裏口にパトカー回しておいたことで全員捕まった。警察も半グレ集団の行方を追っていたのだ。

 

窃盗や、偽物バックの転売などやりたい放題やっていた彼らがやっと捕まった。

 

しかしアジトは、火に包まれ西田を助けることが難しい状況だった。三枝が消火器を取りに行っている間、アレンは勇気を振り絞った。

 

燃え盛る炎を飛び越え、フェンスを飛び越え、西田のもとに駆けつけ、拘束されているガムテープ等を外し彼を助けた。

 

それからは、西田とアレンの間に確執はなくなり、バスケ部もうまくいくようになった。

 

今回は、ハーフであるアレンに目をつけた半グレ集団も絡んでおり、島田と三枝の協力で、集団を逮捕することもできた。

 

しかし、島田は依然涌井のことが気になっていた。

 

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