初めて知る真実、隠蔽された過去をみんな知っていた「殴り愛、炎」後編
前編では、光男が出張と嘘をつき秀美を試したところ、発作を起こした信彦に呼ばれ工房へ行き
2人の時間を過ごした後、「11回」キスをしたところで、光男が登場し、華麗な壊れっぷりを披露してくれました。
そこから、光男に家に連れ戻された秀美はどうなったのでしょうか!?
コンテンツ
家に帰った2人
「秀美ちゃんは何も悪くない。あの泥棒陶芸家が秀美ちゃんを騙しただけだ。さぁ落ち着いて。このお茶を飲んで」
と優しく語り掛ける光男。しかし、そこから秀美と信彦のキスシーン動画の上映会が始まり
「ほら!!ここ、秀美ちゃんいやがってるよね?そうだよね?」
と、先ほどの出来事を再び目の前で客観的に、秀美に見せる光男。陰で家子が手をまわし
光男と秀美の中を家子が引き裂こうとしているなど、思いもせず、信彦を「泥棒陶芸家」呼びし、秀美を悲しませる。
つれもどされても、秀美の中で信彦の存在は大きくなるばかり、しかし、そこで週末にいつものように「バードウォッチングへ行こう!」と
光男に誘われ、もう逆らうことができない秀美はうなずくしかなかった。そして当日双眼鏡を手にした2人。
光男は空気を思いっきり吸い込み「いいなぁ、空気がすべてを浄化してくれる」とご機嫌。
一方の秀美は、信彦との一部始終を、この双眼鏡で見ていた恐怖の光彦の姿を思い出して恐怖を感じていた。
そこへ、光男のスマホが【緊急】の着信を知らせた。光男は秀美が逃げないように近くの物置に閉じ込めてしまった。
緊急の内容
またもや家子が暗躍しており、光男の母親に秀美が高校の先輩と再会して密会していると告げ口をしていた。
光男の母良枝は「そんな女性は明田家の嫁にふさわしくない」と激怒し真相を確認するために【緊急】を使用したのだ。
その間、枝でロックされた物置から出られない秀美は、声の限り助けを求めた。
そして、運良く山を散策している男性が通りかかり、戸を開けてもらうことができ、光男が見ていないことを確認すると
走ってその場から逃げ去った。行き先は信彦の工房。そして気持ちを告白すると2人で逃げることを決めた。
電話が終って戻って来た光男は物置に秀美がいないことに再び嫉妬の炎を燃やす。
なぜか家子に助けを求め、家子の元モデルでインフルエンサーの力を借り「拡散希望」として
秀美の顔写真を一斉にばらまいた。すると数分もしないうちに目撃情報がどんどん寄せられた。
その情報を追って、2人が海沿いの町に逃げたことをつかんだ2人はタクシーで追いかけた。
しかし、2人の姿が途中で見えなくなってしまった。2人は漁港の網の中に隠れていた。
警察犬登場
なぜか、家子は知り合いから「元警察犬」を手配しており、ワンボックスカーから華麗に降り立った。
そして、手にはなぜか手には秀美のナース服があった。自分で仕組んだことだけに用意周到な家子の不審な行動に
光男は嫉妬で燃えているので全く気付かない。犬はナース服の臭いをかぐと2人の近辺で吠えた。
見つかる!!と思いきや、元警察犬なので、忠誠心をうしなっているのか、ダッシュして他の場所へ向かってしまった。
そのことに安心して網から出てきた2人の背後に、光男がいた!!驚く2人に信彦は
「悪いのは俺だ!殴れ!」というが、「僕の手は人を殴るためにあるんじゃない!」
と、殴ろうとしない光男に、信彦は自分自身の手で自分の頬をこぶしで何発も殴った。
そして、口から血を流す信彦を置いて、再び秀美を連れ帰った光男だったが、義兄からとある事実を聞かされることになった。
「数年前、お前が初めて担当した手術で、俺が医療ミスをしただろ!?あれ、本当はお前がやったんだよ。術後数日たって分かったが、俺の責任ということにして、一生親父から金をもらう代わりに、俺が全部被ったんだよ。彼女もこの事実を知っているぜ。」
外科医として【神の手】と言われている自分が、過去に手術でミスをしたなど信じられなかったが、
父に確認すると「お前のためだと思って・・・」と、その事実を認めた。そして秀美にも確認するが、彼女も何も言わなかった。
ということは、自分だけが「腕のいい外科医」と思い込み、失敗したことなどないと舞い上がっていたのだ。
秀美と信彦の仲に嫉妬する光男に、新に過去の医療ミスの実態が暴かれ、光男はますます壊れていく・・・。
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