先日「発達障害」グレーゾーンはいいなぁ。
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と、思いながらなんとなく書きましたが、「グレーゾーン診断」はそれはそれで厄介ですよね。
あくまでも「グレー」なので、正式な診断が下りず、「発達障害」の診断を受けた子供と同じ支援が必要でも受けられない。
と、私は思っていました。
グレーゾーンの場合の支援
グレーゾーン診断の子の場合でも、発達障害の子供と同じように
健常の子供とは違い、「苦手なこと」「出来ないこと」「怖いこと」など
発達障害の子と同じようにあるのですが、それが「グレーゾーン」診断となるだけで
発達障害の子と同じ支援が受けられなくなるのです。
実際は、私の個人的な意見を言わせてもらえれば、発達障害の「グレーゾーン」診断でも、
発達障害の子と同じような支援が必要です。
しかし、実際にそういった様々な支援を受けるには、「療育手帳」が必要となるのですが、
「療育手帳」が発行される基準としては、知能指数が一定基準に満たない場合。となります。
しかし、グレーゾーン診断の場合は、知能指数は低いというよりもむしろ「高い」子供が多いように感じます。
そのために「療育手帳」が発行されず、支援が受けられないのが現状です。
医師の診断書
そこで大切になってくるのが、「医師の診断書」の存在です。
我が子の友達は、知能指数が高く「自閉症スペクトラム」の診断が医師から出ていますが、
「療育手帳」は発行されていません。そのため、医師の診断書により市町村から、世帯収入別に援助を受けながら
「放課後ディサービス」
へ、通っています。学童や放課後預かりといった、働く家族を支援するための物ではなく
発達障害により、困難となっていることを「訓練」するための療育施設に通うということです。
我が家は私が、働けず「無収入」状態なので、負担金なしでありがたいことに「放課後等デイサービス」に2か所通っています。
医師の診断書で「放課後等デイサービス」へ通っている友達も、我が子とは違いますが2か所のディへ通っています。
こちらは父子家庭で一定の収入があるので、月額4000円ほどの負担があるようなことを聞いたことがあります。
この場合、どちらも医師の診断書は「自閉症スペクトラム障害」認定の診断書をもらっています。
しかし、グレーゾーンは様子見なので、確定の診断書などはありません。
グレーゾーンの場合の療育
実は、「自閉症スペクトラム障害」「発達障害」グレーゾーンで、医師が確定の診断書を発行しなくても
子どもは必要な「放課後等デイサービス」の療育・支援を受けられるのです。
そのために、担当医に「診断書」を書いていただく必要がありますが、その時、グレー診断だが、療育が必要な旨を記載してもらい
市役所の「子供関連の課」へ提出すれば、利用料を算出して「放課後等デイサービス」を利用し、その子に合った療育プランを立ててもらうことができます。
かなりの割合で、そのことを知らないで、我が子はグレーゾーンだから療育などの支援が受けれない。
グレーゾーンの診断をもらうばかりで、毎回病院へ行っても変化もない。
と、思っている親御さんも多いと思いますが、グレーゾーンの子も健常の子とは違う支援が必要な場合が多くあります。
それを「家庭」の中で解決しようとすると、関係が近いばかりに逆効果になることもしばしばあると聞きます。
もし、我が子は「発達障害」「自閉症スペクトラム障害」のグレーゾーンの診断で、確定ではない。
けど、家庭内、学校内で本人が困っている様子があるようならば、担当の医師に相談をして、その子に合った支援を受けられるようにするべきだと思います。
しかし、「放課後等デイサービス」は老人介護施設と同じでやはり「当たり・外れ」があり、
その子にそこは合わないということは多々あります。
我が子もここ2年で3か所目でとてもよい場所に巡り会え、そこからぐんっ!と変わってきました。
もうひとつの「放課後等デイサービス」は通い始めたばかりなので分かりませんが、ひとつでもその子に合う場所を見つけてあげることが大切だと思います。
ひとつひとつの事業所で同じような「契約」の作業があり、契約書類が山のようにたまっていきますが
老人介護施設でも、専門でやっている場合と、他の分野でも事業を展開している会社が上につく場合と
営業形態は様々です。そのため、「放課後等デイサービス」も上の事業所によって、経営の方針がかなり違い
雇われている「先生」にもかなりの差が出ています。
様々な評判を聞くということは難しいかもしれませんが、グレーゾーンの子も放課後等デイサービスを利用してみてはいかがでしょうか!?