本当は入院前に、子供にしっかり話をするため、食事をしながらでもと思っていました。
子供の好きな回転寿司に行く予定でしたが、思いがけず入院がとても急だったので、子供に会うことすらできずに入院しました。
そのため退院後に回転寿司に連れて行ってあげるね。と言う約束をしていました。
念願の回転寿司
我が子が病院に来るたびに、言っていた「回転寿司」へ、やっと行くことができました。
私も久しぶりの回転寿司でしたが、子供は久しぶりでもなく、入院中に何度か連れて行ってもらったようです。
しかし、子供にとっては私と一緒に行くことに意味があるらしいです。
いつもならば何皿までと制限をします
それは学習障害がある我が子が、制限の中でどれだけ自分の好きなネタを、お腹いっぱい食べることができるか考えて食べる事を意識させています。
しかし今回は、自分の退院祝いと言うこともあり(自分で言うのもおかしいですが)制限を設けることなく好きなだけ食べました。
しかし私は、自分がタッチパネルでオーダーしたものが何なのか全くわからなくなり、次々にオーダーしてしまったらしく、かなりの量を食べました。
子供は自分なりに考えてオーダーしていますが、やはりサーモンが主流のようです。
目的はお寿司ではない
しかし、我が子の本来の目的は「回転寿司」ではなく、お店で販売が開始された「タピオカドリンク」にありました。
今大ブームで、流行語大賞も取った位の人気ぶりですが、タピオカは今人気が始まったわけでは無いような気がします。
私の記憶によれば、ティラミスや、ナタデココの次にタピオカが流行った気がします。
しかし、ティラミスやナタデココ、パンナコッタのように忘れ去られることなく、タピオカドリンクは、クレープ屋さんやアイスクリーム屋さんに併設されていることが多かったので、
色の可愛さと、タピオカのモチモチ感が今の若い子たちに、再び受け始めたのではないでしょうか。
そして、タピオカの材料はキャッサバと言う妹の1種ですが、昔は流行に流通が追いつかず、キャッサバとよく似た毒のある妹が使われたことがありました。
そのため、1時廃れたように思えましたが、キャッサバ芋にこだわらず、片栗粉などを代用することにより、よりタピオカの食感に近づけて、安全なタピオカドリンクを楽しむことができるようになりました。
と話はそれましたが、我が子の目的はタピオカドリンクの為、お寿司よりもまず先に「タピオカドリンクミルクティー2杯」を張り切ってオーダーしていました。
私は個人的に、タピオカドリンクはドリンクの中にタピオカがつぶつぶっと入ってくる、この感覚を楽しむ飲み物だと思っていますが、
我が子にとっては違うようです。あっという間で見ることが飲み干してしまい、タピオカだけが残骸として残りました。
タピオカドリンクの意味はどこへ行ったのでしょう?
帰り支度
私は軽くデザートも食べ、子供もフライドポテトを食べたので、これで食べ終わったと言ったため帰ろうとしました。
そうしたら急にタピオカを吸い出しました
デザートが終わったから帰ると言いながらも、タピオカはデザートではなかったのでしょうか?
どういう位置づけでタピオカが残っていたのか分かりませんが、頑張ってタピオカを全部食べきったら
気がついたらもうお会計ボタンをされていました。
AD HDらしい我が子です。
我が子が食べ終わるのを待っていたのに、自分が食べ終わったらさっさと帰る。
まさに空気の読めない子供です。
でもそれが私にとっては、皮肉にも家に帰ってきたと言う実感が大きく湧いてきました。