発達障害にはよくある悲しいと感じる瞬間だろうか?

我が子と毎日接していると「悲しくなる瞬間」がある。

それは「大切な物」を区別できない瞬間。大好きなキャラクターのついたお菓子を食べて、パッケージを大切だから。

と、部屋に持っていくのに、片付けなどはしないので、結局はゴミに紛れ、私が捨ててしまっても気づかない。

我が子にとって大切の基準が分からなくなる…。

我が子が大好きなこと

我が子が好きなのは「DVD鑑賞」大好きなキャラクターがあるので、

見ていない私がセリフを言えるくらいにリピートして見ているくらい。

だから、そのDVDは「大切な物」のはずですが、片付けることをしないで、どこに行ったかわからなくても探しません。

大事なDVDを犬が咥えてボロボロにしても悲しみません。大好きなあのシーンがもう見えないんだよ?

でも、我が子にはそれが伝わらない。

「見れないならまた買って」


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誕生日に買ってもらったセット商品。なかなか連れてはいけないから…。

と、思い切って購入したのに、2度見ただろうか…。

 

大切という思いを育てたい

発達障害の中には

同じ動作を繰り返す

同じ日用品以外は受け付けない

そう言った、執着に似た行動を見せる子供たちがいる中で

我が子には物に対する執着も、人に対する執着もほとんどありません。

そのため着るものに関しては、私が出しておけば文句もなくご機嫌で着替えます。

そして人にも執着が無いので、あんなにいつも一緒に遊んでいた友達でも、ふとした瞬間から一切遊ばなくなります。

 

ものを大切にすることや、人を大事に思うことを感じて欲しいのですが、どうしたらそういった感情が育つのか?

私は小さい頃から、そういった感情を普通に持っていたので、改めてそういった感情を育てるといった場合にどうしたらいいのかがわかりません。

 

別にものを大切にしなくても、人とのつながりを大切にしなくても、生きていくことができます。

しかし、ものが壊れても、なくなっても、何の感情も持たないで、次々新しいものを買っていく。という事は浪費へとつながっていきます。

お金に対しても執着がないので、あればあるだけある以上に使おうとします。

だからこそ将来的に、買い物依存に陥ったり、カードローン地獄に陥ったりしないかとても心配になります。

大体そういった依存や、借金に悩む人たちは、何らかの発達障害を抱えて大人になっている場合が多いのです。

だからこそ正常な金銭感覚や、ものに対する愛着と言うものが育つことなく大人になり、生活がままならなくなっていくのです。

せめてDVD 1枚だけでも大切にしたいと言う思いを、どのように伝えるべきかいつも悩んでいます。

そして壊れてしまったDVDに対して何も思わないことに、悲しさを覚えます。

 

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