我が家は児童相談所をフル活用しています。

児童相談所と聞くとなんだか虐待と言うイメージが強い人もいると思います。

なぜならば虐待を見つけた場合の通報先は、管轄の児童相談所になるからです。

そして児童相談所で一時子供を保護した後、適切な施設へと子供を連れて行きます。

しかし児童相談所は、虐待されている子供を保護するだけの施設ではありません。

子供に関すること全般について、相談に乗ってもらえるので、気軽に活用するのも子育てに応用できるので良いのではないかと思います。

 

我が家と児童相談所の始まり

初めて相談所へ行った時は、我が子の療育手帳取得するため、療育手帳用の知能テストを受けるためでした。

その間に、母親である私も面談を受けました。

療育手帳が発行されてからは、しばらく児童相談所へ行く事はありませんでした。

それが2年後になり、児童相談所へ電話をすることが多くなったのです。

 

原因は子供の癇癪

発達障害を持つ子供の多くは、癇癪を起こす子も多くいます。我が子も例外ではなく、少しでも気に入らないと癇癪を起こします。

癇癪を起こしたら周りが見えなくなるので、私も思わず手を挙げてしまうこともありましたが、子供が成長するにつれ子供の力が強くなり私の手では負えなくなってきたのです。

そのため、癇癪を起こしたら話を聞かない。でも癇癪も収まらない。そこでどうしたらいいのか私も途方にくれました。

そこで思い立ったのが「児童相談所への通報」です。

不思議に思われるかもしれませんが、私自身が虐待をしていると言うことで、児童相談所に通報することにしました。

そうすれば我が子は、私が手を挙げることもなく安全な場所へと避難させられとることができると思ったからです。

もしこのまま子供の癇癪の波に飲まれていくと、私自身が自分自身を見失い、子供に何をするか分からない状態だったからです。

 

まずは電話で相談

電話口に出た人は女性でした。私はできるだけ、冷静に状況説明し子供を保護することを頼みました。

しかし状況聞いた女性の方は、保護する前にまず子供を安全な場所に入れてくださいと言われました。

その時子供がいた場所は、玄関の外であったため夏場と言うこともあり、それが虐待に当たる可能性もあったからです。

それから30分もしないうちに児童相談所の方が家庭訪問に見えました。

 

すでに子供は落ち着いており、話を聞くことができましたが、自分から話す事はなかったと思います。

それから定期的に家庭訪問が始まり、そして私が入院することになり、家庭の状況を話しさらに家庭訪問の回数を増やし子供を見守ってくれました。

それだけでなく、学校へも訪問して子供自身に話を直接聞くと言うこともしてくれました。

児童相談所は子供に関することを相談する場所ですが、子供に関することであれば何らかの解決策が得られる場所だと思っています。

今後子供が中学校へ進学する際も、児童相談所としっかり相談しながら進学先を見極めていきたいと思います。

しっかり相談し、細かくアドバイスをくれる担当者がつきますが、利用料金等はかからないので子育てで困っている場合は、いちど尋ねてみるのもいいかもしれません。

児童相談所のイメージからして、尋ねにくい場所ですが、子供に関する情報が集まっている場所でもあるので、フライヤーなどをもらってくるだけでも良いのでいちど行ってみるといいと思います。

 

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