子供に私の入院を細かく説明をしてみました。

私の病気はうつ病です。現在のところ振り出しに戻っている感じがするので、この辺で入院治療を行い、治療方針を見直すことになりました。

問題は子供に私の入院生活についてどう伝えるかと言うことです。うつ病の入院については数週間ではなく1ヵ月単位で見ていることが多いです。

そして私は入院中に、家族に会うつもりはありません。なぜなら家族でのやりとりによりこのような状態になっているからです。

ひどい親かもしれませんが、子供にも1ヵ月は会うつもりありません。なぜなら子供がパニック状態に陥ってしまうと、私もパニック状態に陥ってしまうからです。

 

まずは子供に今の状態を伝える

 

まず大切な事は、私の病状が今何であるのか、どうなっているのかを正確に把握してもらうことです。

発達障害児の場合口から耳への説明をするよりも、紙に絵で書き説明をしたり、紙に言葉を書いて説明した方がより伝わることがあります。

我が子の場合は紙に絵で書いたほうが伝わるので紙とペンを用意して子供を呼びました。

 

いつもと違う雰囲気に戸惑う子供

 

いくら障害があるとしても、これから何か大切な話があると言う雰囲気は察することができます。

そのためその場から逃げようと、違う話をしてごまかしたり、何かを取りに行こうとします。

子供としては、この話の場から逃げたい一心だと言う事はよくわかります。

しかしこの話をしっかり聞かないと、私の今後の治療方針にも関わってくるため厳しく接しました。

 

うつ病が何であるかをまず説明をする

 

まず最初に行ったのは、人間の絵を描き頭の中に黒い円を描きました。

そして子供に、ママのここにうつ病と言う病気がいるんだよと説明をしました。

でもこのうつ病には心と言うものは関係しているんだよと、胸にハートを書きました。

 

子供が理解できる道具で説明をする

その後どうやって説明するかが1番の問題ですが、子供の場合すでに家庭科で裁縫を習っているため、

私の心を針山に見立てて説明をしました。

様々な言葉や音、刺激が針山にぶすぶすと刺さる絵を描きます。

そして子供がパニックになったときの矢印は1番大きく描きます。

この状態で針山既にいっぱいです。そして子供にママの心の状態は今こんな感じですと伝えます。

 

もう何もさせんところがない針山を見せ、もう何もさせないからママの腕に傷が増えていくんだよと傷の跡を見せました。

もう何もさせんところがない針山を見せ、もう何もさせないからママの腕に傷が増えていくんだよと傷の跡を見せました。

子供にとっては、急な説明であり一気に理解することは難しいかと思いますが、私の心の状態が今どうなっているのか、

そしてなぜ腕に傷がどんどん増えていくのかを理解していくことも大事だと思っています。

 

入院中は合わないことを伝える

私が入院している間は、この針山の針をきれいに抜ききれいな心の状態にするのが第一優先だと言うことを伝えました。

そのため少しでも刺激になるものを避けるため、おじいちゃんやおばあちゃんそしてあなたにも入院中は会うつもりはないことを伝えました。

 

最初の話はうんうんと聞いていましたが、入院中は会えないと言うことを伝えるとパニック状態に陥りました。

特にこれは私の想定内にあったため、私がまき散らしたりパニックに陥る事はありませんでしたが、

自分だけでなく、家族全員が私の入院中は会えないことを改めて伝えました。

そして入院中会えない時、頑張ってほしいことを伝えました。彼女はまだ1度も学校休んだことがありません。

担任からいじめを受けていた時も、頑張って保健室登校して学校へ行きました。

 

それは誰もができることではないこと、そして私自身も成し遂げたことがないことだと言うことを伝えました。

だからこそ私が入院して病気をがんばって直している間は、あなたはこの皆勤と言うことを頑張ってほしいと伝えました。

でもやはり、親に毎日会えない寂しさもあると思うので、その部分が学校で影響が出てくることを考えています。

そのため私の入院の詳細が決まり次第、学校へ連絡し、不安定な場合は保健室で休むように許可を取るつもりでいます。

 

 

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