我が子が落ち着いてきた理由は薬にある

我が子の診断名は自閉症スペクトラム障害です。特に学習障害= LDが強く、学校での授業に支障が出ています。

そのため自らの判断で、次年度からは支援級へ編入することになりました。その他にも障害は併発していて、軽度の知的障害とAD HDがあります。

男の子の場合AD HDだと多動と言うことがあり動き回りすぎて、周りがついていけないことで障害に気づくことが多いのですが、

女の子は多弁と言ってよくしゃべることに出るので、もともと女の子はおしゃべりな子が多いことで障害に気付くのが遅れます。

しかし、自閉症スペクトラムでAD HDがある場合には、話の内容に辻褄の合わないことが多くなってくるので、年齢が上がってくるにつれて障害があるかどうかわかってきます。

本人が困っていると自覚していること

小学校2年生ぐらいまでは、自分の言いたいことをうまくまとめて喋ることが出来ませんでした。

単語や短い文章で出た言葉を、私が改めて文章にして聞き返して、本人の気持ちを確かめると言う作業をしていました。

今では年齢も上がり、たどたどしいながらも自分が伝えたいことをしっかりと伝えられるようになってきました。

それもあり本人の意思で支援級に編入することになったのですが、1番本人が困っているのが国語と算数の授業です。

学習障害があるので、文章を理解すると言うことが難しいのです。国語の文章を理解する。算数の文章題を理解する。

とにかく文章は勉強の基本なので、本人も困ることが多かったようです。

 

それを助けるために薬を利用する

我が子にはAD HDと言う障害があります。発達障害中でも薬があるのはADHDだけではないでしょうか?

他にも発達障害の種類があるので、あまり詳しくはありませんが、我が子で薬が使えるのはAD HDのみです。

他にも発達障害の種類があるので、あまり詳しくはありませんが、我が子が薬が使えるのはAD HDのみです。

なぜAD HDのみが薬を利用できるかと言うと、多動性を抑えるために脳のドーパミンを調整するためです。

ただこの薬は扱いが難しく、飲み忘れると確実に変化が出ます。いつもよりかんしゃくが激しくなったり、いつもより動き回ったり…

見ていて、薬を飲み忘れたなと言うことがすぐわかります。幸い私は1週間分薬をケースに出しているので、チェックすれば簡単にわかります。

学習障害がある我が子に、AD HDの薬を適用したのは、少し落ち着きを取り戻せば授業に集中できるのではないかと言う可能性を秘めているからです。

授業に集中できると言う事は、先生の話を聞いて今何をするべきかと言うことが理解できる力をつけられるということです。

 

最初に試したのが「ストラテラ」ですが、これは様子を見ながら容量を増やし、朝晩必ず飲まなくてはいけません。

どちらかを飲み忘れても確実に、癇癪が起きたり落ち着きがなくなったりします。

朝は忙しいこともあり、薬を飲むのは本人に任せていましたが、やはり自発的に薬を飲むのは、忘れっぽい発達障害児には難しい事でした。

でもストラテラを服用している間は確実に効果が出たので、次は夜1回だけ服用する変更しました。

 

エビリファイ3ミリグラム

 

とても微量な飲み薬なのですが、粉で処方されるため避けていたのです。

我が子はどんなに大きなカプセルでも服用できますが、粉薬だけはうまく飲むことができないのです。

そこで市販されている粉くすりようのカプセルに私が入れて飲ませることにしました。

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最初はお試しで、2週間ほどの処方でしたが、その分をカプセルに詰めるのは相当な努力が必要でした。

ため息で薬が飛びそうになるので、なるべくため息をつかないように慎重にカプセルに詰めました。

しかし調剤薬局で相談したところ、市販のカプセルを持ち込みをしてくれれば1時間ほどでカプセルに入れてくれると言うことで、

その後は毎回カプセルを持っていき、カプセルの中に詰めてもらうのを待っています。1時間以上かかりますが自分で入れるよりはかなり早いと思います。

そして夜1回になったことにより、てんかんの薬と一緒に飲めるので飲み忘れもなくなりました。

そのため我が子はかんしゃくが格段に減り、落ち着きのない動きも随分と減りました。まだしばらくエビリファイを続けながら様子を見ていこうと思います。

 

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